2010年12月13日月曜日

特別講座のご案内

                             用水沿いの道  SM


「風景・水彩スケッチ会」
         (122月例会)のご案内


今月から来年の2月までは,特別講座として「風景


  スケッチ」の描き方を実習してい予定です。



①第一回目  1222日(水)13:0016:30

             内容・・・ダーマートグラフで描く
                                     
②第二回目  112日(水)13:0016:30

         内容・・・レタリングペンで描く

③第三回目  216日(水)13:0016:30

         内容・・・水張りした水彩紙に描く


        
★会場については,申し込まれた方に,後日ご連絡


  いたします。


★持ち物  水彩絵の具、ダーマートグラフ(黒)、


          レタリングペン2.0ミリ,筆洗いなど

      (画用紙は、こちらで用意します)

★参加費  各回とも,3500円(資料代含、会場で)  
 

  ★参加申し込みは、各回の1週間前までに、メール


      ご連絡ください。 不明な点は,遠慮なく


     ご相談ください。








2010年10月31日日曜日

11月例会のご案内

公園のレストラン  P6

今月は、「紅葉の風景」を描きに行きます。秋もだいぶ深まってきました。

紅葉した樹木(彩色の仕方)や,秋の風景をスケッチします。水彩は久しぶり

初めて,という方も大歓迎です。

                       
・日時    1117日(水)  10:0014:30ごろ

        ②1124日(水)  10:0014:30ごろ

        ⇒①か②のどちらか都合のよい方に参加してください。

・場所    昭和記念公園   ★②が雨天のときは室内で

・集合      JR青梅線・西立川駅 改札前

10:00     (現地集合、現地解散) 

・持ち物   スケッチブック(SMサイズ~6号程度)、水彩絵の具、

     筆記具(ダーマートグラフ、レタリングペンなど)弁当

・受講料   3000円(現地で)


参加申し込みは、1114日までにメールにてご連絡ください。 






2010年10月6日水曜日

10月例会のご案内

コスモスの咲く頃 ペン 水彩  F3


今月は、「初秋の樹木や草花」を描きに行きます。晩夏をすぎ季節は

秋に変わりつつあります。夏の色を残しながら,まだ,紅葉には早い

この時期。樹木の緑(彩色の仕方)や,秋の草花をスケッチします。

水彩は久しぶり,初めて,という方も大歓迎です。         

                                                                           2010.10.07.

    ・日時  1020日(水)  10:0014:30ごろ

    ・場所  昭和記念公園   ★雨天のときは翌週に延期

    ・集合    JR青梅線・西立川駅 改札前

  (10:00     (現地集合、現地解散) 

・持ち物 スケッチブック(SMサイズ~6号程度)、水彩絵の具、

       筆記具(ダーマートグラフ、レタリングペンなど)弁当

    ・受講料 3000円(現地で)

テキスト ボックス: 連絡先(加藤正三郎)東久留米市柳窪1-2-21
自宅・FAX  042-474-8823
携帯       080-3006-3958
携帯メールsyo1124@t.vodafone.ne.jp
E-メール info@sho-suisai.jp     
     ★参加申し込みは、1017日までにメールにてご連絡ください。 





2010年9月5日日曜日

9月例会のご案内




      伝・鎌倉街道(国分寺西元町) P6


今月は、国分寺の跡を訪ねて,「お鷹の道」「湧水」

「切り通し」などの風景を描きに行きます。残暑の

時期ですが,緑陰に秋の気配を感じながら,一日を

楽しんでみませんか。

水彩スケッチは久しぶり,初めて,という方も,

大歓迎です。 

                     2010.09.01.



日時     9月15日(水)  10:0014:30ごろ

・場所     国分寺・西元町界隈 

                              ★雨天のときは翌週に延期

・集合(10:00 JR中央線・国分寺駅(南口・交番前)

               現地集合、現地解散  

・持ち物    スケッチブック(SMサイズ~6号程度)、

                水彩絵の具、筆記具(ダーマートグラフ、

                レタリングペンなど)

                弁当(近くに饂飩など軽食の店もあります)

・受講料    3000円(現地で)

テキスト ボックス: 連絡先(加藤正三郎)
自宅・FAX  042-474-8823
携帯       080-3006-3958
携帯メールsyo1124@t.vodafone.ne.jp
       E-メール info@sho-suisai.jp                                            
 

参加申し込みは、912日までにメールにて、ご連絡ください。 




2010年9月4日土曜日

風景写真をスケッチする・・・8月例会の様子

玉川上水・緑道(小平)

★今月は,「風景写真から絵を描く」というやり方をしました。
   旅先などで撮ってきたスナップを持ち寄って,一枚の絵に
   仕上げる ということです。

   戸外や旅先で心を動かされた風景を,その場で描くことが
   できたら一番良いのですが,時間的な制約もあって,なか
   なか余裕が無いときもあります。

   現場主義ということで,その場の状況や雰囲気を大事にし
   て,絵を描いていらっしゃる方もいます。また,現場には,
   取材の目的で訪れ,資料としてのスケッチを必要なだけ描
   いて,あとは室内で,アトリエで,制作するという方もあるよ
   うです。

★いずれが良いとか,どのようにしなければならない,などと
   云うことは無いのが,絵の世界のようです。ただ,「写真か
   ら絵を描く」ということは,絵を描くという本来のことからす
   れば,例外的なやり方というように考えた方が良いのかと
   思います。
   それは,写真と絵画というものに,根本的な違いがあるか
   らではないでしょうか。乱暴な言い方をすれば,写真には
   できないような表現が,絵にはあるからです。

★写真から絵を描くときに,注意しなければならないのは,レ
   ンズの性質か らくることですが,画像にゆがみが出てしま
   うことです。特に,建物の縦の向きや遠近にひずみがでて
   しまうこと。
   高い建物を撮った写真をみると,そのことが良く分かります。
   人間の目は左右に二つ並んでいるお陰で,物の立体感や
   遠近感が非常に精度高く見えるようにできています。また,
   興味のある物を周りのものより大きく捕らえて見ることがで
   きるという働きもあります。その反対に,とりあえず注目して
   ないものは,実際には見えているはずなのに,あたかも無
   いかのように,気にならないという面白い働きもしてくれます。
   
   ところが,カメラのほうは,人間とは違って,意識的に見るも
   のを選んだりせず,あるがままにすべてを写しするという働
   きを します。この点が,大きな違いの一つではないでしょう
   か。自分の目をとおして見た素晴らしい風景も写真に撮って
   みると何か味気ないもののように感じることがあります。

★そんな言い方をすると,写真を趣味にしている方からお叱
   りを受けることでしょうが,絵を描くときには,そこらへんの
   違いを考えて,写真を見たり使うべきではないでしょうか。
   絵を描くものに とって,写真はあくまでも描くための資料と
   して使うようにしたほうが無難なように思います。
   自分の目を通して受けた印象や五感を通してうけた感覚を
   大事にして,それを描き表わすのが,絵 を描く原点のはず
   ですから。

★以下は,今回の例会で使った写真の一部と,参加された方
   の作品です。室内ということもあって みなさんかなり集中し
   て取り組めたように思います。2時間あまりの間に,思い思
   いの風景と向 き合って,絵を描かれておられました。



オンフルール旧港(フランス)


TUさんのスケッチ

Uさんの作品


オンフルール旧港(フランス)
HIさんの作品
石畳の路地(パリ)
WMさんの作品
函館の風景(Oさんの作品)
プラハの街(Yさんの作品)

玉川上水の緑道(Nさんの作品)




コルドバのメスキータ(スペイン)
NMさんの作品
WSさんの作品
Kさんの作品
グラナダの町(MTさんの作品)

2010年7月28日水曜日

8月例会のご案内

  
                           パリの街角   SM

今月は、室内で,風景写真からスケッチを描きます。暑い

時期ですが,午前中のひと時,一緒に絵を描いてみません

か。持ってきた写真から描いてもよし,無くとも,こちら

でも用意しますので,気軽に参加してください。水彩スケ

ッチは,初めてという方も大歓迎です。

                          2010.08.01.


日時   8月18日(水)

      9:0012:00

・場所   西武新宿線・花小金井駅下車・・バス15分

      詳しくは,参加申し込みされた方に,メール

      で連絡します。

・持ち物   スケッチブック(SMサイズ~6号程度)

      水彩絵の具,筆記具(ダーマートグラフ,

      レタリンペンなど・・・会場でも買えます)
      
      描いてみたい風景写真(なくてもできます)

・受講料  3000円(現地で)  




                                           
参加申し込みは、8月15日まで  にメールにて、ご連絡ください 








御嶽渓谷にてスケッチ会(7月)

真夏のスケッチ会

7月の例会は,青梅の御嶽まで足を伸ばしました。
奥多摩川の清流を眺めながら,遊歩道から見える風景を描くのが目的です。

渓谷の風景というと余りにも広々としていて,どこから手をつけていいか分かりにくいものです。私の方から,次のような描き方の説明をしました。

1.広々とした風景の中から,橋や大きな岩,泡だって流れる水,など,最初に自分が目を留めた
  ものを中心にして描く。⇒いろいろ画面に取り込んで,見えるもの全部を描こうと欲張らない。
2.下流に向かって川の流れを描くときは,「川の左岸」を上流から下流へ,水が流れる向きに描
  く。 「対岸の水辺」は,その逆に,下流から上流へ戻ってくるように描く。
3.自分に近くにあるものは大きなタッチで,すこし速く描き,遠くにあるものほど小さなタッチで,
  ゆっくりやさしく描く。
4.木々の緑は,みな同じではないので,緑の色違いを良く見て色を作る。明るい緑から濃い緑
  へと見ていく。
5.彩色は,遠くのものから順次近くのものへと塗っていく。
6.明暗しっかり見ていく。とくに暗部の色合いを確かめる。木々の緑を塗るときも,いつもの自
  分のやり方で良く使う色でない色を使ってみる。
7.ダーマートグラフで彩色してからいつもは彩色しているが,それを逆にして彩色からはじめて,
  塗った色からイメージを広げてダーマートグラフでスケッチする。そういう。いつもとは違うやり
  方で描いてみることも,自分の幅を広げる。






とても暑い日で,湿気も高く厳しい条件の一日でした。野外でスケッチするときは,つい描くことに集中して,周りの状況が見えなくなることもあります。こまめに水分を取って,日陰になるところで描くことが大事です。とくに渓流は,足場も良くないので,安全第一,転落などの危険の無いところを選んで描きましょう。



以前訪れたときは,このあたりの場所で数枚のスケッチ描きました。水の流れを描くときは,片時もとどまってくれない,動くものを描くので,こちらから動いて,あちこちと場所を替えて,見ることが大切です。上流から流れ下る水の流れを見ていると,瞬時も同じものはありませんが,あるパターンが見えてきます。色の違いは勿論のこと,速さが変わるところがあります。上から下への勢いを見勝ちですが,その動きに逆らうようにしている動かないものに注目するのがポイントです。



この写真を撮ったのは,6月の半ばごろで,スケッチ会をした日よりも,凡そひと月前のことです。天気もそれほど暑くなく,少し雨が降っていました。遠くの山の緑は,高く空の色に溶け合っていくように見え,何か心穏やかになるような眺めでした。
絵を描く季節や,時間,天候などの気象条件が,絵の雰囲気を大きく左右します。スケッチ会をした日は晴天の真夏でしたので,全然違った条件でした。雨の日は雨の日のように,暑いときは暑い日のように,そんな違いも絵に表現できたらいいです。




奥多摩川の流れるこのあたりは,春先の新緑の季節に来ても良さそうです。定点観測ということが,絵を描く上で大事にしたいことの一つです。同じ場所で,違う季節に,時刻に,違った天候の下で描くと,今まで見えていなかったことに気づくはずです。
遠くまで出かけなくても,近場で,同じことがやれます。描くものは,私たちの身近なところに,それこそ無尽蔵にありそうです。






参加者の皆さんの作品